詩織と保は家族旅行に来ていた。11月4日、今年最後の3連休の中日。突然トイレに行きたくなった詩織。迷わず、地元色豊かな珍しい建物「生殖器と愛の博物館」に入り、「トイレを借りてもいい?」と尋ねる。詩織は、旅行中、父親と一言も話していないことが心配だった。父親に嫌われるのが怖い。大便が嫌い、触られるのも嫌。そんなことを考えていると、トイレにトイレットペーパーがないことに気づく。保にトイレットペーパーを持ってくるように呼びかけるが、返事はない。すると、そこには全裸で透け透けの館長・沢口雫が立っていた。「家族3人の面倒を見た。家族を助けたければ、妊娠しなさい」意味不明なミッションを課せられ、仕方なく全裸でその不潔な空間に足を踏み入れる詩織。果たして詩織は妊娠してしまうのか?誰の子を産むのか?平和なはずのこの家族を、予想外の毒牙が襲う。フルカラー25ページ
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